■第31回武蔵大学土曜講座 開催報告

・開催日時:平成21年12月19日(土)
・開催場所:8号館8702教室

 講座1)「我が愛する町『練馬』ゆうえんちと電車」
 講師:西尾 恵介氏(21回経営)・株式会社豊島園代表取締役社長

 お話は、まず、練馬の由来から始まり、豊島園へと移って行きました。園名の由来は、豊島氏の居城跡にあたるところから、名前もそれにちなみ「豊島園」と命名されたそうです。その後、遊園地の大正・昭和・平成の歴史等変遷の説明があり、昔懐かしい写真も数多く見られ、楽しむことができました。特に流れるプールの混雑振りには、昔を懐かしく思い出し、私の学生時代には、カルーセルエルドラド(=豪華な回転木馬)やお化け屋敷の誕生があったこと等が思い起こされました。現在では、遊園地といっても、お花見宴会とか、バーベキュー大会をしたり、また『庭の湯』という温泉ができたりして、昔の遊園地のイメージとかなり変わり、『是非、としまえんゆうえんちに行って見たいな!』と思いました。
 また、電車ということでは、講師の西尾氏は、元々西武鉄道マンであったので、鉄道の歴史とは?鉄道建設とは?また混雑率と運賃値上げの関係とか?専門分野の話もお聞きすることができました。また、江古田駅の駅舎の改装は、周辺の再開発事業と共に行っているお話も聞けました。しかし、最近江古田駅南口の旧駅舎が使えなくなったのは寂しい気持ちがしますが……。 いずれにしても、西尾講師の視点からわかりやすく解説していただきました。

 講座2)「政権交代と財政運営」
 講師:今井勝人教授・武蔵大学経済学部経済学科

 講演内容は、T.1955年体制の崩壊・自由民主党の性格:派閥の存在・機能と中選挙区制・民主党の「グループ」U.戦後財政の特徴・高価な政府の登場・高価な政府の内実 V景気変動と財政運営 W.民主党政権の財政運営・政治主導(新の議員内閣制)平成22年度予算の作成という内容でした。
 非常に興味深かったのは、鳩山由紀夫内閣が掲げる政治主導の一環として、2009年11月から始まった『事業仕分け』の話でした。実際に、平成21年度一般会計予算の『総目録』を使用し、予算編成は、まず『所管』という大きなくくりがあって、次に『組織』になり、その次は『項』になり、最後は『事項』という構成になっているということがわかりました。マスコミ等の報道ではよくわからなかったのですが、その『事項』が、今回の事業仕分けの対象であるということにわかりました。しかし、『事項』という項目を見ても、具体的なイメージがわかず、次回の『事業仕分け』があったら、現場を実際に見たいなという気持ちになりました。時節柄、とてもタイムリーな話題で興味深く聞くことができました。今回の「政権交代と財政運営」という話題は、1時間では語りきれないテーマーであると思うので、もう一度機会があれば、じっくりゆっくり聞きたいと思いました。

 

(報告:志方 正和 24回社会)