■第23回土曜講座の報告

 平成19年2月17日、武蔵大学8号館7階8702教室において第23回土曜講座が開催されました。
 講師の北村正彦氏(25回欧米)はリコーダー界の第一人者。誰もが吹いたことある楽器、リコーダーの歴史をわかりやすく解説してくださいました。私は、リコーダーの音を聴いて、小学校時代の鼓笛隊のことを思い出しました。
 北村氏は、教育楽器リコーダーの指導者として演奏法と音楽教育を、全国(全都道府県)で長く続けてこられました。そんな解説のなか、森雲雀のさえずりで、鳥の音楽会がはじまりました。演奏は、奥様の佐結利(さゆり)様の電子チェンバロとのコラボレーションでクラッシックから東儀秀樹氏の雅楽まで、続きました。
 高校時代、音楽の先生を通じて、「リコーダーとの運命的」な出会い、そして、武蔵大学入学後、専攻のドイツ文化を通して、音楽に関連することを掘下げて調べたことが、今日に繋がっているとのことでした。
 当日、実にたくさんの種類のリコーダーを持参いただき、楽器の紹介がありました。一番大きなリコーダーは、長さ2メートルほどの「コントラバスリコーダー」、まるで、戦争映画のバズーガ砲をイメージさせるというもの。そのリコーダーで「赤とんぼ」を演奏してくださいました。大きなものがあれば小さなものがあると、手のひらに隠れるほどおよそ5センチいや、もっと小さいミニチュアのリコーダーを取り出し、「ドレミの歌」を奏でてくださいました。流石! プロフェショナル! また、民放の人気番組「笑っていいとも」に楽器の達人として出演、リコーダーの2本吹きで番組のテーマ「いきいきウオッチング」「ミッキーマーチ」を演奏したエピソードをご披露いただきました。
 鳥の音楽会は大詰めを迎え、「虹の彼方に」そして懐かしのグループサウンズのタイガースのヒット曲「花の首飾り」アンコールは「魔女の宅急便」でコンサートは終了。全体を通して、北村氏のトークはたくみで、独特のユーモアで盛り上げてくださいました。
 今回の土曜講座を受講して感じたことは、「生の音」を自分の耳(体全身)で聴くということは、なんと素晴らしいことなのかということでした。北村正彦氏の今後更なるご活躍を期待いたします。

(報告:及川尚人、26回社会)

 

楽しい演奏の数々
たくさんの種類のリコーダー