■留学生の日本文化体験旅行記 in かながわ

2010年12月3日〜5日

平成22年12月3日から5日の2泊3日の日程で、留学生11人、在校生8人、大学、同窓会役員5名の参加のもと、神奈川の地で留学生フィールドトリップが開催され、同窓会神奈川支部はそのお手伝いをしました。以下はその概要と若干の感想です。

(神奈川支部事務局長 竹口 秀夫 14回経済)

〜事前準備〜

○役員会での議論は、役員の経験・知見から議論が弾みました。
結論は、留学生に、神奈川の地で、神奈川の歴史と今、そして可能性を知ってもらう事、一方では楽しんでいただくこととしました。(担当はそのキャリアから竹口とする)
○同窓会本部、大学当局と相談をし、コース、見学ポイント、宿泊場所を設定。旅行業者任せでは観光色が強くなることを実感しました。
○留学生に、神奈川を記憶にとどめていただくよう、「神奈川の今」(A4 32 ページ カラー版) を作成しました。総論として、神奈川の世界における位置、地勢、人口、産業等を簡潔に示しながら、コースのポイント毎にその歴史、現状を紹介しました。


〜トリップ概要〜

後半の1泊2日の全行程に同道し、説明や質疑に応じました。予想した以上に日本語能力に格差があったこと、説明者の語学能力不足もありました。武蔵大学国際センターの佐藤さん、ガイドのお世話になりました。

○横浜中心市街地
・みなとみらい21、横浜開港資料館、山下公園では、歴史的遺跡(三菱重工ドッグ跡、廃線敷きを利用した散歩道、赤レンガ倉庫)と現代都市の調和に関心が高かったようです。
・中華街では、その賑わいと関帝廟や牌楼に興味を示していました。昼食は名店でのランチコース。器用に箸を使っていましたが、レンゲは苦手。スプーンを用意しました。健啖ぶりは若者特権とうらやましく思えました。
・ここまでの説明で、アメリカ、イギリス、中国は出てきたものフランス、ドイツが未登場。横浜の歴史と今に両国は関係ないのかとの質問。フランスと礼砲、フランス山、ドイツと県庁等のエピソードを紹介しながら、APEC2010 横浜を説明。納得を頂きました。

○古都鎌倉
・鎌倉の地政学的意味、武家政権等を説明したが、関心は鎌倉八幡宮の舞殿を利用した結婚式、建長寺の千手観音、修行僧の佇まいでした。小町通りのショッピングは万国共通で、アイスクリームを食べながら小物を買い捲っていました。

○湘南国際村センター
・4 日の宿泊場所。竹口が社長業をしていた施設であり、満足いただけるか緊張がはしりました。簡単なパーティを開き、井上同窓会長、鎌田支部会長の歓迎の挨拶。箱根細工の文様をプリントした扇子を記念品としてプレゼント(費用は本部負担、感謝)。

・ビッグイベントは野点。会議室に緋毛氈、茶釜をしつらえ、椅子に着席。まずは「香」、白檀を楽しんでいただき、野点は客人、亭主役を全員が実践。指導はセンター周辺に居住する女性ボランティア8名。全員和装で半数は英語が堪能。大変盛り上がり、居室で復習をしていたとのこと、準備のし甲斐を感じました。(社長当時にお願いしたメンバーと数年ぶりの再会でもありました。)

・朝食はアメリカンブレックファストと和食。両方を食べていただき満足。納豆をチョイスする学生に関心。宿泊場所のロケーション、施設内容、サービスに満足感を示していただき、ホッと一息。

○箱根寄木細工
・ホテルを出発、大学駅伝でおなじみの湘南海岸の海と砂浜、松の緑を楽しんでいただきながら、海鮮の昼食、生物、塩辛等も堪能。

・箱根寄木会館で簡単な寄木つくり。一気につくりあげるかと思えば、接着剤を使わずに多くの作品を写真に収め、帰宅後作成するものまで多士済々。木の色、木目を組み合わせる幾何的手法は興味を引いたようです。

・施設脇の神社の建築様式を「神明づくり」ですねとフランスの学生に尋ねられ、感心。武蔵の学生が留学先で伝統建築様式に関心を示してくれることを願いました。

・小田原城を見学後、箱根の関所をカット。一路、武蔵へ。
交通渋滞はあったものの定刻午後5時に大学に到着。学生さんから感謝の言葉を頂き、充足感に浸り、機会があれば今回の成果と反省を生かし、神奈川の内陸、「ルート246を走ると日本の未来が見える」コースを提案したいと思いました。

〜後日談〜

支部役員会で概要を報告。大学で留学生サービスを充実させていく計画があるならば、本部と協力をして神奈川支部も一定の役割を担おうという結論になりました。

留学生の日本文化体験旅行記 in かながわ

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