■ 小山 骼sさん(22回経済)
中国食材の王様「フカヒレ」。この軟骨を使って新たな地場産品を作った人が気仙沼にいる。その自信作とは・・・。

◆自慢の地場産でフカヒレマジック  

 フカヒレが高級珍味であることを知らない人はいないはず。そのフカヒレの軟骨を使った新製品が、少しずつブレイクし始めている。
 この立役者になったのが、小山隆市(22回経済)さんである。気仙沼市は国内有数の遠洋漁業基地として知られている。10年ほど前のマグロ延縄(はえなわ)漁船の減船が大きく影響して、気仙沼市の基幹経済が傾きを見せたときがあった。そんな一大事をかかえる中、気仙沼の特産を活かした新しいものづくりをしようと、小山さんが知人たちに呼びかけ、「地場産品創造グループ・リアスクリエーション」を立ち上げた。賛同してくれた仲間たちは水産加工の人、海産物を扱う人、船舶関係の仕事をしている人など、異業種の人々があつまってのスタートとなった。言い出しっぺでこのグループの代表者となった小山さんこそが、お菓子やケーキの製造販売とコーヒー店を経営する「いちばんの異業種」の人であった。

気仙沼市は国内有数の遠洋漁業基地