■留学生の古今満喫旅行記inやまがた

◆留学生を迎えて
 招待されるのは大好きだけど、接待するのは慣れてない(納得!)など冗談を飛ばしながら、留学生という響きにちょっとドキムネ。山形支部長今野清二氏(8回経営)をはじめとし、大先輩方が準備に立ち上がった。十数回に及ぶミーティングの末、趣旨は武蔵大学の卒業生が地方都市でどのように頑張っているかを見学してもらうことだから、普段着の自分たちでいこう、ということで決着。前半は米沢市・南陽市を見学、後半は山形市。ドカ雪にならないことを祈りつつ…。
 初日。東京からバスで長旅と聞き、「いきかえりの宿・瀧波」へ直行。「瀧波」は須藤清市(28回社会)・恭子(27回社会) ご夫婦が営む情緒あふれる山形一の温泉宿である(会報「武蔵な日本地図」をご参照下さい)。翌朝、目の前でついた数種類のお餅にも興奮。
 2日目。完璧な準備!で迎えたのは平山孫兵衛商店、東光酒造資料館、小嶋総本店、上杉博物館、殉教の地北山原、米沢興譲教会など次々と見学。特に米沢の名家小嶋家ではたまたまお葬式の直後であったため、立派な祭壇も見せていただいた。上杉伯爵邸で昼食、浄土宗福寿院と上杉神社でお詣り、人力車の体験、能舞台のセットにも触れた。目が回りそうなこれらのコースを、英語・韓国語それぞれの通訳と全員の長靴まで手配し、絶妙なスケジュールで引率したのが平山氏。誰もがたった1日で米沢の通になったに違いない。米沢駅で助役さんに見送られ、電車で山形市へ移動。次の宿泊は、山形グランドホテル。盛りだくさんの一日に疲れたかと思いきや、夜を徹して山口洋社長(14回経済)を囲み、将来の夢を語りまくったらしい。もちろん、その前に目を丸くするほどの夕食を補給したそうだが。
 3日目。山形にもすっかり打ち解けた一行は、日本食といえばお豆腐の、やんべ食品へ。武田真氏(27回経営)から振る舞われた出来たてホカホカの厚揚げは想像を絶する美味。雪でバスが塀に突っ込むハプニングもありつつ、山寺へ。この時季は雪の絶壁に浮かぶ、水墨画のような立石寺を拝むことが出来る。てっぺんまで登る〜!と頑張る留学生をようやくなだめ、平清水焼きの体験へ。皿、カップ、アロマ香炉など、様々に想いを込めた思い出の品々が出来上がった。今頃はそれぞれの手元でほのかな記憶を留めているだろうか。最後の夜は歓迎会。短い時間の中でもはっきりわかる、彼らの人柄の良さとエネルギー、そして旺盛な食欲。クリスマスが淋しかった分を取り戻そう!と言いながら、追加したご馳走も見事になくなった。横倉学長とカラオケで盛り上がり、滅多に見られない緒先輩方の芸も飛び出し、二次会、三次会…と夜は更ける(明ける?)。
 4日目。午前中のバスで帰路、東京へ。間違いなく、全員熟睡。
 たった4日間の出来事だったけど、可愛らしい彼らの顔を見た途端ドキムネは消え、迎えた私たちにとっても実に楽しく有意義な時間となった。日本との外交について熱く語ってくれた彼ら。今後、異国間の交流が個人レベルから熟し、少しずつでも世界の平和につながっていってくれたらと、期待してやまない。

金澤妃呂子 (山形支部、30回日文)

 

留学生、スタッフ、全員集合
留学生、スタッフ、笑顔で全員集合

◆ 今回の山形支部スタッフ ◆
今野清二(8回経済) 丹波宏脩(13回経済) 山口 洋(14回経済)
斎藤征司(14回経済) 平山孫兵衛(16回経済) 高橋丈夫(17回経済)
高内邦彦(18回経営) 高橋 譲(26回経営) 武田 真(27回経営)
須藤恭子(27回社会) 須藤清市(28回社会) 金澤妃呂子(30回日文)
川島 諭(36回経済)    

●参加留学生の感想

●平山孫兵衛商店
●小嶋総本店
●東光酒造資料館
●いきかえりの宿・瀧波
●米沢興譲教会
●上杉伯爵邸
●上杉博物館
●平清水焼
●山寺・立石寺