■”鉄からバラへの転身” 
  東京都日本橋・染谷日出輝さん(20回経済)

2009年1月冬枯れ続く中でも穏やかな一日、東京の日本橋人形町に降り立った。水天宮や昔風情の料亭が建ち並ぶ横町などを散策しながら、ブルガリア国立バラ研究所に指定されているという「ブルガリアローズジャパン」の経営者である染谷日出輝さんの会社を訪ねた。
会社に入ると甘いバラの香りに包まれた・・・・。

 

◆鉄の染谷さん

ブルガリアは、東ヨーロッパの南部パル力ン半島にあり、ギリシヤの北、ルーマニアの南、ユーゴ、マケドニアの東、黒海の西岸に位置する。第二次世界大戦後、社会主義政権が誕生したが、そんな体制の中、1972年染谷さんは、日本で初めての東欧社会主義国との合弁会社として、ブルガリア政府公団と設立しだ「日武パルイース卜(株)」に就職された。

ルーマニアやブルガリアへ、小粒ながら大手商社と競いながら鉄やステンレスなどの貿易に奔走された。順調に、会社でも人生にも年を重ねて行かれた中で1989年を迎えることとなる。一連の東欧社会主義国の政変にともない、ブルガリアでも民主化が進み、市場経済へ移行していくこととなった。