■”武蔵大学出身の落語家誕生!!” 
  東京都・植木啓太さん(53回経営) (三遊亭好の助さん)

平成21年2月3日節分、東京・墨田区両国に向かった。両国といえば国技館や相撲部屋が有名だが、私は、国技館とは駅から反対方向、本所警察署隣の「お江戸両国亭」を訪ねた。

その日は「両国寄席」二番手で演じるのは、「三遊亭好の助」さん。彼こそが、武蔵大学出身初の若手落語家植木啓太さん(53回経営)である。

胸躍らせながら好の助さんの落語を聴いた。演目は古典落語の「子ほめ」。私は落研出身といっても落語は素人のため専門家的な批評はできないが、率直な感想は、元気がよい・笑顔がよい・声がよいそして楽しかった・・・と好の助さんの明るくテ ンポのよい噺に惹きつけられ、初回から「三遊亭好の助」ファンの一人になってしまった。

また当日は節分ということで、仲入りの時に豆まきが行われ、高座の上から「福は内〜、福は内〜」の掛け声で豆とともに手拭いなどが客席に撒かれた。 偶然にも私がキャッチした手拭いには「三遊亭好の助」の文字が書かれていた。これは同窓生の運命の力?!と感激した。

 

◆お父様は有名な・・・

植木さんが落語家を目指す事になったきっかけは、中学生の時。 ひとりで行った寄席で生まれて初めて「替り目」という落語を聴き、落語は面白いと思った。お父様が落語好きで、家には落語のテープガ山ほどあったので、その後も家で落語を聴いていた。

実は、植木さんのお父様はプ口のマジシャン「ナポレオンズ」のボナ植木さん。TVにもご出演していらっしゃるので、ご存知の方も多いと思う。ジャンルは違うがお父様が芸能の世界に身を置いているということも大きなきっかけであろう。お父様は息子さんが、落語家になった事を大変お喜びで、絶対に辞めるなとおっしゃっているそうである。

植木啓太さん(三遊亭好の助さん)