北は新潟から南は九州から約35名のOBが集まりました。同窓会よりは白雉体育会の藤本会長・金子副会長・小倉幹事長、学外よりは全日本水上スキー連盟より会長・幹事長、箱根から監督ご夫妻にご来臨戴き、総勢42名が50周年記念ホールに集いました。現役不在で10数年が経過し開くか否かで意見が分かれましたが、自分達の残した足跡を確かめたい想いが募り開催の運びとなりました。

　昨年の全日本学生選手権のビデオ映写があり、記録の飛躍的更新が実感され讃美と嘆息の声が聞かれました。我が部OBの佐坂君（昭49年卒）が全日本学生水上スキー連盟の理事長の要職に就いており、元気で組織力のあるOB会で彼を支え続けたいと願っています。

　小倉幹事長のご尽力により、春休みにもかかわらず応援団から、多くの現役男女部員にご参集戴いた事に感謝いたします。大太鼓を入れた力強いリードのもと、全員で「武蔵大学讃歌」の校歌斉唱を行い、感極まった先輩OBの方がいらっしゃいました。

　ご来賓の方々より、スポーツ活動の素晴しい現状や現役部員獲得の秘話・苦労話を伺い、OB一同熱き想いを抱く事ができ得たと思います。この祝賀会を機に勢いがつき再興への礎になればと願っています。学生スポーツの持つ意義と水上スキーの魅力を、確認したひと時でありまたの再会を約し散会となりました。

　最後に、この会場を利用するにあたり、同窓会事務局の坂田事務局長に多大なご協力を頂戴いたしました。紙面をお借りし心より御礼申しあげます。

(報告者：OB会長　村田　正康、昭46年卒）