みそべOB会

開催日時平成26年10月1日(水)~3日(金)
開催場所函館市イマジンホテル&リゾート函館
参加人数6名

昨年9月に結成50周年を記念して、箱根湯本で3年ぶりに再会し、改めてこの会を末永く存続していこうとの確認の下に、今回は北海道の函館周辺で開催することになりました。
北海道在住の吉川紘氏とは函館で合流することとし、他の5人は羽田空港に集合し一路函館へと旅立ちました。1時間20分のフライトで函館の地を踏み、まず驚いたことは北海道は「でっかいどう」の言葉のごとく大地の雄大さを感じる、ゆったりとした風景が存在していることでした。空港到着後、直ちにホテルにチェックインし、すぐさま屋上の展望風呂にどっぷりと浸かり、1年ぶりの再会の垢を落しリラックスしました。
1日目の夕食では、函館名物の新鮮な魚介類などに舌鼓を打ち、一献傾けながら50数年前にタイムスリップし、学生時代の思い出話・社会人になってからの苦労話・それぞれが安心して休める家庭での出来事等の話で懇親会が盛り上がりました。懇親会の盛り上がりの最中に、函館山からの夜景が快晴に恵まれきれいだとの情報があり、途中で切り上げ函館山へと向かいました。函館山の334mからの眺望は、世界三大夜景とも称されるだけあって、市街地の光が輝き宝石を散りばめたような美しいプロポーションが、さまざまな形になって浮かび上がっていました。
翌日は函館市内の名所名跡巡りと称し、旧函館区公会堂・五稜郭・函館奉行所・昼間の函館山・元町界隈を巡りました。
北海道の開拓の玄関口として、また我が国の開港場として海外に門戸を開いた函館は欧米各国からもたらされた様々な文化にいち早く触れ、それらを自ら考え自らの生活に積極的に取り入れ、市街地を自ら建設し発展させたと言うことが偲ばれます。このことはわが母校の建学の三思想である「自ら考え・自ら調べ・力のある人物を作り出す」と言う校訓を彷彿とさせました。
二泊三日の旅も最終日を迎え、一昨年から体調を崩し今回も参加できなかった山内豊彦氏の早い回復を願い、また今後もそれぞれの健康管理・対策が第一であることを認識して、一日々々を大事に過ごすことを念頭に、同じ学び舎で学び50数年に亘り作り上げてきた大切な絆を更に強くしていくことを約束し、次回の再会を楽しみにそれぞれ家路に着きました。

(報告者:鈴木友紘 11回経営)

※平成30年12月以前の開催報告は、旧サイトでご確認下さい。