ホッケー部創部70周年記念懇親会

開催日時2019年3月10日(日)
開催場所50周年記念ホール
参加人数110名(来賓10名、OB76名、現役24名)

武蔵大学の70周年イベントに先駆けて、ホッケー部の70周年記念懇親会を江古田の50周年記念ホールで開催しました。
ホッケー部はこれまで約350名の卒業生を輩出しておりますが、今回は「つなぐ」をテーマに開催準備を進め、全国津々浦々から76名のOBが江古田に駆けつけました。

開会に際して、既にご逝去された諸先輩方への黙祷を捧げた後、山本豊会長(25回)からの開会挨拶に続き、来賓の高橋副学長、同窓会の吉田会長、白雉体育会の藤本前会長からホッケー部の長い歴史と武蔵の歩みについて御祝辞を頂戴し、山川進康元OB会長(5回)の乾杯発声により開演となりました。

ホッケー部は昭和24年(1949年)武蔵大学創立と共に1回生約10名で創部され、以降幾多の山を乗り越え、今日まで連綿と続いて参りました。主に関東ホッケーリーグの二部上位校として学習院・成城・東大・一橋等としのぎを削り、過去に何度か一部昇格を果たしております。また一部上位常連校の東京農大との60年以上続く定期戦開催等、関東大学ホッケー界において一定のプレゼンスを誇っております。

OBの中にはホッケー界の内外で活躍された方々も多く、ホッケーの国際審判員として活躍された早船武彦元OB会長(8回)からは前回の東京オリンピック参加時の記念品等を持参・寄贈頂き、2020年東京オリンピックを身近なものと実感できました。また大学のイベントでもおなじみの落語家・三遊亭好の助師匠こと植木啓太君(53回)は、ホッケー部が一部昇格した強い世代の一員であり、今回は身内の中でのいつもとやや様子の異なる記念公演をお願いした次第です。残念ながら「遠方」「高齢」等を理由にご参加頂けなかった各地の大先輩の方々からも熱いメッセージを頂き、部外から頂戴した祝電と合わせ披露させて頂きました。

会場では懐かしい面々が旧交を温め、世代毎にステージに上がり思い出話の披露となりました。ホッケー部の長い歴史と、いくつになっても武蔵&ホッケーを熱く語るOBの姿は、参加した現役諸君、特に70回生に当たる新2年生にはどのように映ったでしょうか?大学の運動部の在り方やOB会と現役の関係性等が話題となる昨今、OB会員同士でも相応のジェネレーションギャップを抱え、また世の中の急激な変化も意識しながらのOB会組織運営に変えていかざるを得ませんが、ホッケー部OB会では「変わらないもの」はしっかり受け継ぎつつ、Web導入等による会員同士の新たな交流スタイルの導入や現役指導体制の整備、現役支援策等、新たな施策も講じているところであり、今回の70周年記念イベントは「ホッケー部の伝統を再確認し、未来につなぐ」、非常に有意義な機会となりました。

懇親会は応援団にご協力頂きエールと武蔵賛歌の大合唱の後、現在も精力的に現場支援を頂いている志賀正敏元OB会長(14回)のご挨拶で中締めとなりましたが、その後も、各々が描く当時とは大きく変わった江古田の街で、夜遅くまでホッケー談義が続きました。

(報告:事務局長 高田賢治(36回経営))

※平成30年12月以前の開催報告は、旧サイトでご確認下さい。