広告研究会 29回生同期会

開催日時2019年6月2日(日)
開催場所二木屋(北浦和)
参加人数10名

1981年(昭和56年)卒業の広告研究会同期生は10名(男性-5、女性-5)でした。
38年の時間を経て集まれることに感謝しなければなりません。
その中心にいた小林玖仁男氏が、平成31年3月22日8時28分に令和を待たずして先に逝きました。その友が創り上げた「二木屋」に追悼のため集まりました。
彼が難病(間歇性肺炎)で余命宣告を受けてからの活動(著書2冊「あの世へ逝く力」「死ぬなら京都が一番いい」、講演会など)は目を見張るものがあり最終コーナーを回ってからのラストスパートは筆舌に尽くせないものでした。我々同期生もそのパワーに触発されるかのように彼が終の棲家として選んだ京都へ1年前に大人の修学旅行を敢行しました。酸素ボンベを持ち車いすを押し京都タワーに上ったことは忘れることができません。
あれから1年。とても濃い1年でした。
全員10名で誰ひとり欠けることなく集まろうという願いは永遠に叶わなくなりました。
『出逢えば別れは必ずやってきます。それでも出逢ったことが生きてきた証しであるならば別れることも生きた証しなのだろうと(伊集院静)』
この報告書を同じ時間を共有した友に捧げます。

(報告者:井田 主計 29回欧米)

 

※平成30年12月以前の開催報告は、旧サイトでご確認下さい。