白雉教育会定期研究会2021年度

開催日時2021年10月2日(土)20:00~22:00
開催場所ZOOM
参加人数20数名

今回の研究会も、昨年度同様 zoom を利用した『リモート』で実施されました。リモート実施の利点が生かされ、今回も北海道からは会員、秋田からは教育実習中の学生が参加してくれました。

また、今回も「黒澤英典武蔵大学名誉教授」に参加してもらう為の事前準備と当日の方策に万全を期しました。「新型コロナウイルス禍」最中ではありますが、ご高齢の黒澤先生に安全に参加いただくことができました。私たち白雉教育会役員2人が黒澤先生宅を本部として、研究会を進行していきました。

さて、その研究会ですが、10月2日(土)20:00から、「2021年度 白雉教育会定期研究会」として始まりました。参加者数は20数名で、当初予定より少なめの参加でしたが、画面の先から皆さんの顔、声が届き、黒澤先生が一人一人を確認しておりました。

今回は、「コロナ禍における教育現場」と、「文部科学省の『GIGA スクール構想』」を基に、「いかに児童生徒の教育の質を高め・進め・保証していくか」をテーマとしました。
発表は以下のお二人でした。

発表 1:「子供達の未来を見据えた教育の推進」
鈴木 研二 さん( 戸田市立戸田東中学校 校長 34回 欧米文化学科卒 )

発表 2:「一人一台端末がやってきた! ~ 令和小ICT委員会のチャレンジ ~」
山本 拓郎 さん( 中野区立令和小学校 教諭    54回 社会学科卒 )

お二人の発表後、質疑応答がおこなわれ活発な議論が交わされました。特に現役学生さん達からの質問・意見には、将来を担う気概を大いに感じることができました。

研究会を閉じるにあたり、黒澤先生より指導講評をいただきました。

その中で『まさに今は、日本の教育の3回目の大改革期にあたります。第1回は1873年 学制発布、第2回は1945年 教育再建、そしてコロナ禍現在の第3回 子供達の未来へ です。それぞれ70数年の間隔をおいての改革です。現役の先生方、大学生の諸君の活躍を祈念します。』との励ましをいただきました。その言葉は、まさに私たち白雉教育会の目指すところですので、今後の定期研究会をより発展させるべく知恵をだしていこうと思っています。

(報告者:事務局 杉本範雄 21回経営)

※平成30年12月以前の開催報告は、旧サイトでご確認下さい。