第17回 古橋先生を囲む会

開催日時2021年11月27日(土)15:00~18:00
開催場所オンライン開催
参加人数10名

前回の「第16回古橋先生を囲む会」から早2年が経ちました。

新型コロナウィルスは我々の暮らしを変えただけでなく、様々な問題を浮き彫りにしました。

今回は、このコロナ禍におけるそれぞれの経験や生活の変化、そこから感じたことや直面している問題などを、各々の観点から発表しディスカッションを行いました。

コロナ禍という環境下、ZOOMを利用した初のオンライン開催を試みることとなり、技術的な問題で事前に告知を行うことが出来ませんでしたが、画面越しとはいえ、お互いの顔を見ながら白熱したディスカッションが行われました。

新型コロナ発生初期の対応に最前線で当たった経験や、感染し入院をした実体験、オンライン授業への対応に苦心する教員が目の当たりにした「学校の在り方」への問題定義、医療の不平等や差別という問題、コロナ禍で注目が集まった「アマビエ」に対する考察、急速に進むデジタル化という社会影響についてなど、短い時間の中で非常に様々テーマが多角的な視点から発表されました。

これまで、文学という学問を中心に繋がりを持ってきた囲む会メンバーですが、今我々が直面しているコロナ禍においては、それぞれが異なる環境下、時には真逆の意見で大きくぶつかり合う場面も見られましたが、古橋先生が仰った、「相手はどう感じているか、何を思っているか、その環境や立場に自らが置かれた場合を想像し、考えることが大事である」というスタンスの重要さと難しさに気付かされた、非常に有意義な会となりました。

重田 満美 56回日文 

※平成30年12月以前の開催報告は、旧サイトでご確認下さい。