白雉教育会 2023年度 定期総会・研究会報告

開催日時2023年2月26日(日)13:30~
参加人数大学3203教室(会員、大学・同窓会関係者)とzoom meeting(一般会員・その他の方) によるオンライン併用

延べ25名

本会は武蔵大学卒業の現職・退職教職員を中心に大学関係者・教職志望現役学生が参加している教育活動に関する研究会です。2023年度定期総会・研究会が2月26日(日) 13時30分より、大学3203教室(会員、大学・同窓会関係者)とzoom meeting(一般会員・その他の方) によるオンライン併用でおこなわれ、延べ25名の方々が参加しました。
総会は2022年度行事報告・決算書の審議・承認、役員選出がおこなわれ、続いて2023年度行事計画・予算案の審議・承認と進み議事が終了しました。山田一郎 会長(27回・日本文化卒 東京・都立一橋高等学校)、代島克信 副会長(28回・日本文化卒 埼玉・武蔵大学教職実践指導員)・山本拓郎 副会長(54回・社会卒 東京・中野区立令和小学校)、三輪 全 会計監査(大学院経済学研究科修了 埼玉・県立狭山経済高校)のもとで今年度の教育会活動をしていくことに なりました。
続いて、研究会がおこなわれました。
・進行 代島副会長
・講 演 武蔵大学教職実践指導員 草川 剛人 先生
・演題:『いま、教師であること と 白雉教育会の役割について考える
~ コロナ3年間の学校の変化のなかで ~』
草川先生には、予定時間を大幅に超えて1時間半にわたり熱弁を振るっていただきました。武蔵大学の沿革、白雉教育会の役割、現役先生への働き方改革の意義など、ご自分の豊富な実践を踏まえた事例や考えを分かり易くユーモアを交えてお話しくださいました。
講演後には、現役若手教師や管理職経験者から現場の状況を見据えた意見や質問が出され、また、zoom meeting 参加者からもチャット(質問・意見を会話形式で表した文書)を通して貴重な意見が多く寄せられました。そして、草川先生は個々の質問には丁寧に回答され、意見についてはメモを見ながら感想を明確に述べてくださいました。今回の講演は、若手現役の先生方に大きな示唆・刺激を与えたようです。
また、講演会の締めくくりとして、武蔵大学名誉教授・白雉教育会名誉顧問・黒澤英典先生より、ご自身の経験と草川先生のお話しを交え「教育の原点は愛情だ」と講評をいただきました。(黒澤先生には、4年ぶりに大学会場へ足を運んでいただきました。)

今年度は、「新型ウイルス禍」との共生を考えつつ、これまで以上に本会の活動が期待される1年となりそうです。

(報告者:杉本範雄 21回経営)

※平成30年12月以前の開催報告は、旧サイトでご確認下さい。