白雉教育会 定例研究会

開催日時2023年10月7日(土)14:00~
開催場所教職課程実習室(3203)教室とzoom(オンライン)を利用した『ハイブリッド形式』で実施
参加人数20名

今回の研究会も、武蔵大学 教職課程実習室(3203)教室とzoom(オンライン)を利用した『ハイブリッド形式』で実施されました。 実施会場ならでの間近な雰囲気とオンラインの利点が生かし、会員の皆さんの都合にあわせて参加していただきました。
さて、その研究会ですが、10月7日(土)14:00から、「2023年度 白雉教育会定例研究会」として始まりました。参加者数は20名ほどで、当初予定より大幅に少ない参加でしたが、武蔵大3年生から現役・退職教師、多摩大学の先生まで幅広い年齢層・経験者が一堂に会した会場では、参加者一人一人の声が届き、オンライン参加の方々を含めてお互いに顔々を確認しながら進めることができました。
研究会は、今回のテーマ『今、改めて教員のやりがいを考える」-実践を通じて考えたこと- 』のもとに、実施されました。
発表は、以下の4人の若手現職教員(本学卒業生)がおこないました。
1西村昂輝先生 西東京市立保谷中学校(経済学科 66回生)
2黒澤一慧先生 深谷市立岡部中学校(金融学科 61回生)
3笛木みゆき先生 私立栄北高等学校(ヨーロッパ比較文化学科 59回生)
4宮本泰嵩先生 都立鷺宮高等学校(社会学科59回生)

若手代表!・山本副会長の快活な司会進行のもと、それぞれの発表者は「自分のやりがいの素」の資料をスクリーンに映しながら熱弁しました。
質疑応答は、発表毎におこなわれ、その後全体の意見交換がおこなわれました。学校教育現場の実情、教育実践について基本的な質問や具体的内容・課題等について活発な議論が交わされました。そして、会場に参加いただいた武蔵大学名誉教授・黒澤英典先生より『Challenge to futureは「教育の原点」であり、若い先生方には是非チャレンジして欲しい』という言葉は、参加した皆さんの脳裏に強く刻まれたことと思います。
研究会を閉じるにあたり、指導講評を武蔵大学名誉教授・和井田清司先生から「4人の先生方からは児童生徒と良好な関係を築く中で、日々行われていく教育活動の中で教師はやりがいを感じているのではないか」といただきました。また、オンライン参加された教職課程・金井香里先生からは、若手現役先生方の力強い発表は、現役教職課程履修学生にはよい刺激となるとの感謝の言葉をいただきました。
白雉教育会としては、今回の参加者が少なかったことを課題として、現役学生や若手現役の先生方に対してのアプローチを工夫する必要性を肝に据え、今後の定期研究会をより発展させるべく工夫をしていこうと思っています。

(報告者:杉本範雄 21回経営)

※平成30年12月以前の開催報告は、旧サイトでご確認下さい。