22回生同期会

開催日時2023年10月28日(土)
開催場所Part Ⅰ 武蔵大学3204教室(3号館2F)
Part Ⅱ 茶平(練馬区桜台1-1-5)

 10月28日、22回生25人の学友と秋の気配がただよう母校で同期会を開催した。昭和49年春卒業の私達にとって50回目の秋の再会だ。
 まず現役の樹木医である石井誠治(社会)さんの案内で校内散策した。彼は「樹木ハカセになろう」(岩波ジュニア新書)他、専門的な植物図鑑を多数上梓している樹木と花の専門家だ。8号館3階の屋上庭園から”すすぎ川“を歩き、3号館中庭の大ケヤキまでの40分ほどの”自然観察会“は不思議で賢い植物の世界を堪能できた。そして巨木の影に恩師や親しい学友の顔をみるような、なつかしさにひたるひと時だった。このキャンパスで、4年の日々を過ごして人生を踏み出した、その思いがひとしお感じられる。
 この同期会開催に向けて山下忠(経済)さんを中心に川上明(社会)さん、小林桂子(欧米)さんと4人で話し合い、企画・内容を相談した。爺(ジジイ)が自賛!(自画自賛)と言われそうだが各幹事は情熱と責任感で知恵を絞り、ユニークで楽しい企画を考え、計画的に準備を重ねて結実したと思う。会場を変え「茶平」での食事・懇親会は各参加者の近況報告に加えて、欠席者の様子やメッセージを積極的に紹介した。欠席者の“ひと言”は、山下さんがまとめて当日配布したが、それ以外に埼玉県のKさんの近況を報告した。彼は難病で家族のサポートを受けながら在宅で療養中だが、電話口では元気な様子で「同期生の皆さんによろしく」とのことで、皆さんにご紹介した。様々な秋、それぞれの時間が過ぎていく。
 来年は”卒業50年”。思えば遠くまで来たものだ。元気に、来年の再会を約束した。

みな大き 袋を負へり 雁渡る  西東 三鬼

(報告者:岸本 茂樹 22回経済)

※平成30年12月以前の開催報告は、旧サイトでご確認下さい。