開催報告
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林義樹先生喜寿記念 令和634参画サミット
開催日時 | 2024年3月23日(土) |
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開催場所 | 武蔵大学江古田キャンパス3101教室 |
参加人数 | 22名 |
平成6年3月4日に武蔵大学において開催された「武蔵サミット」から30年の時を経て、この度喜寿を迎えられた林義樹先生を囲みながら、令和における参画について、改めて学びなおそうという当時の学生有志が再結集。「林義樹先生喜寿記念 令和634参画サミット」を、心の学び舎である、武蔵大学の3101教室で行うことができました。
林先生は、経済学部の教養ゼミナールや、教職課程を履修する学生に対し、学生が主体的に学びの場を作っていく「参画授業」を実践。林先生のゼミや講義を体験した学生有志が、平成5年夏、林先生を代表として、大分県東国東郡武蔵町(現国東市)における学生によるまちおこし活動を行います。
その活動の集大成として、平成6年、6・3・4の日に開催された「武蔵サミット」では、武蔵町のみならず、武蔵という名に下に多くの縁のある方々や企業が武蔵大学へと集結。林先生指導の下、学生たちも「未来型協働体」をテーマに企業・自治体・大学の三者が参画型の地域づくり・授業づくり・組織づくりについて議論を行いました。
そして、30年後の令和6年3月、「令和634参画サミット」を開催する運びとなりました。
林先生より、当時学生であった我々に何を伝えたかったのかという理論的展開から始まり、令和における参画理論の展望について講義がもたれました。その中で、参画理論はこれから君たちが作っていくものであるということを伝えてくださいました。
その後、「ラベルワーク」を用いたグループワークを実施。「君たちはどう参画してきたか」をテーマに、議論が白熱。林先生によるコメントも重みがありました。
第二部では、喜寿を祝う会を実施。スライドショーを上映しかつて林先生が実践してきた参画活動を振り返った後、花束の贈呈を行いました。
参加者からは「林先生のコメントから力をもらった」「参加者の皆さんがそれぞれの場所でこの30年頑張ってきたことに胸が熱くなりました」などの感想が寄せられました。
盛会のうちに会は終了。校舎を出た我々は夕焼けに染まる武蔵大学を去り、江古田の街へ移動。イタリアンワインダイニング「CAFEE BUL」にて、懇親会を行いました。サプライズケーキで喜寿をお祝いし、参加者それぞれが林先生への祝辞を述べ、閉会となりました。
(報告者:田中間 44回 社会)
※平成30年12月以前の開催報告は、旧サイトでご確認下さい。