武蔵学芸ネットワーク 第7回例会2025

開催日時:2025年2月8日(土)14時~16時(13時45分より受付開始)
開催場所:武蔵大学3号館1階3123教室

主催:武蔵学芸ネットワーク
協力:武蔵大学学芸員課程
内容詳細:〇当日の進行予定
14:00~ 開会挨拶
14:10~ 角川さんお話
14:40~14:50 休憩
14:50~15:50 参加者を交えた懇談タイム
15:50~16:00 記念撮影[後日Web掲載]、閉会
参加人数:定員:30名
会費:無料

※武蔵大学卒業生、在学生、教職員や一般の方など、どなたでも参加歓迎

内 容:「東近江市の博物館グループ ― 博物館構想の実現にむけて」
話し手: 角川咲江(すみかわさきえ)さん
1991年武蔵大学人文学部社会学科卒(39回)
東近江市文化スポーツ部博物館構想推進課参事/西堀榮三郎記念探検の殿堂館長

武蔵学芸ネットワークの例会は今回で7回目です。昨年度から、卒業生が関わるミュージアム活動や、有形・無形の文化財の保存・継承活動などを応援する取り組みに重点を置き、例会終了後もFacebookなどを活用する形で、継続的な応援を試みたいと考えています。
その第2回目として、角川咲江さんに滋賀県東近江市の博物館グループについてご紹介いただきます。今回は角川さんの上京という幸運に恵まれ、対面・茶話会形式で開催いたします。

《角川さんプロフィール》
大学卒業後、TOPPANグループ企業のひとつ、企業文化施設や公共文化施設の開発と運営に携わる株式会社トータルメディア開発研究所[注]内の「株式会社展示学研究所」に就職し、自社が建設してきた博物館の開館後の運営状況について調査する。同時に、「日本展示学会」(本部は大阪・千里文化財団内)の東京連絡所を兼務し、理事会、学会誌の発行に携わる。
就職して3年目、博物館の構想段階(企画提案)を担当する「株式会社文化総合研究所」に移動。博物館計画が本格的に立ち上がる前後の業務に従事する。
1995年、結婚を機に退職し滋賀県彦根市へ移住。旧湖東町に奉職し、町が建設した「西堀榮三郎記念探検の殿堂」(1994年8月オープン)に学芸員として配属される。
現在に至るまで同館を担当しているが、2023年(R5)3月に東近江市が「博物館構想」をまとめると、翌4月から市が直営する全ての博物館の正規職員が本庁の「博物館構想推進課」に集められる。それに伴い、平日は本庁勤務、週末のイベント等の事業では館長として出勤する体制となる。
本庁では参事(課長補佐を兼務)として本課業務である議会対応や博物館構想の推進と、指定管理に出しているホール(八日市文化芸術会館)の事業と施設修繕を管理しており、平日の博物館運営は2名の会計年度任用職員(学芸員の資格あり)に任せている。
残り約2年で定年を迎えるが、延長は希望せず、定年後は西堀資料の整理等を行う目的で「勝手に博物館ボランティア」として活動する予定。
[注]1970年9月16日、日本万国博覧会が幕を閉じた直後、博覧会を支えた各界のブレーンを結集して創立。

【関連情報】
西堀榮三郎記念探検の殿堂

東近江市の博物館グループ(博物館構想推進課所管)のポータルサイト
「鈴鹿からびわ湖まで」

博物館構想

〇担当幹事より
・参加申込用の受付フォームは2025年1月中旬頃より、こちらに掲載いたします。

◎「武蔵学芸ネットワーク」について
2018 年度から活動を開始した武蔵大学同窓会職域部会の1つです。
「人と人をつなごう」を基本に、次の方針のもとでボランティア活動を続けています。
・卒業生の現職学芸員及び学芸員課程履修生を中心とした武蔵関係者の相互交流と学び
・学芸員課程履修学生の支援
・卒業生が関わる館の広報支援、諸活動の応援