白雉教育会2025年度定例総会・講演会開催報告

開催日時2025年3月2日(日)
開催場所武蔵大学(3203教室)・zoom meetingによるオンライン併用
参加人数25名(大学生1名)

本会は武蔵大学卒業の現職・退職教職員を中心に大学関係者・教職志望現役学生が参加している教育活動に関する研究会です。
総会は、武蔵大学同窓会 会長 矢田 稔様を来賓としてお迎えし、2024年度行事報告・決算書の審議・承認、役員選出がおこなわれ、続いて2025年度行事計画・予算案の審議・承認と進み議事が終了しました。山田一郎 会長(27回・日本文化卒)、代島克信 副会長(28回・日本文化卒)・山本拓郎 副会長(54回・社会卒)、三輪 全 会計監査(大学院経済学研究科修了)のもとで今年度の教育会活動を進めていくことになりました。

続いて、講演会がおこなわれました。

・進行 代島副会長

1.講演  黒澤 英典 先生(武蔵大学名誉教授・白雉教育会名誉顧問)
  演題:「これからの教師に求められるもの」

2.問題提起 笛木みゆき 先生(59回 人文学部ヨーロッパ比較文化学科卒)
       通信制サポート校 トライ式高等学院 大宮キャンパス講師
  演題: 「不登校生徒の支援に関する諸課題」

黒澤先生は、ご自分の体験から「教師の仕事(やりがい)は、生徒の可能性を拓き育て、共に未来を語ること」と語られ、笛木先生からは、「不登校生に関する実データと諸課題」に関する興味深い報告がありました。
講演後には、現役若手教師や管理職経験者から現場の状況を見据えた意見や質問が出され、また、zoom meeting 参加者からもチャットを通して貴重な意見が多数寄せられました。今回の研究会も、参加した皆さんに大きな示唆・刺激を与えてくれました。

(報告者:杉本範雄 21回経済 白雉教育会事務局)

※平成30年12月以前の開催報告は、旧サイトでご確認下さい。