櫻井名誉教授と櫻井ゼミのOBを中心に勉強会を開催して21年50回を数えました。
きっかけは、メンバーの横田夫妻経営の居酒屋（侘助）で櫻井先生とゼミ生が集まった時に先生が三宅丈夫、康子夫妻に皆さんの知見が豊富で飲むばかりでは勿体ないのでどこかで勉強会を開けないかと相談し、三宅夫妻が自宅開催を快諾されて、「櫻井先生の話を聞く会」がスタートしました。
　2004年3月小柳さんの「夏目漱石論」から始まり、当初は現役ばかりでしたので、参加者それぞれ仕事の分野のレポート等、後に世相を反映した政治経済、社会の題目を各自が発表して、座談の名手の櫻井先生のお話を飲みながら聞くという贅沢な会となりました。時々の課外活動は先生の大好きな樋口一葉を訪ねる等文学散歩もしました。
　コロナ禍で集まりにくくなり、武蔵大学同窓会のご協力で事務局の部屋をお借りしての開催をしたりして、なんとか50回を迎えることが出来ました。
　20年過ぎて、参加者全員で50回を迎えることはかないませんでした。物故者の方々に感謝！　祈る！ご健勝、94歳の先生！

（報告者：照井耕之助　16回経済）