第19回古橋先生を囲む会

開催日時2023年11月18日(土)15:00~18:00
開催場所武蔵大学 7112教室
参加人数12名

古橋先生を囲む会は、発表者の家系を紐解くテーマが続いています。
日文30回卒の戸賀崎あゆみさん(旧姓 大塚)が、前回に引き続き今回も発表を担当し、前半は沖縄の風習、後半は「神道無念流」についての発表がありました。

前半は、沖縄では、霊魂の存在が信じられてきて、生と死は混在しているという考え方から、あの世でも人が住めるほどの大きなお墓が造られてきました。「洗骨」という独特な埋葬法があり、映画になったこともあります。また、ユタを慕って、全国からの訪問者が未だに後を絶ちません。遠く琉球王朝の時代から大切に守られてきた文化と風習の沖縄。目に見えない世界が見える風土なのかもしれません。

後半は、『燃えよ剣』にも登場する由緒正しき「神道無念流」の歴史と代々伝わる数々の古文書が披露されました。発表者の嫁ぎ先である戸賀崎家は、幕末の江戸三大道場として名高い、剣術の流派の創始者の家系です。久喜市で、企画展が開催されたこともあります。

次回は2024年5月の予定、詳細は決定次第お知らせします。
発表テーマは「可能性を秘めたアウトサイダーアート ~障害者アートを中心に~」。これは、今春大学を卒業した次回発表者の卒論テーマです。乞う、ご期待!
(報告者:山田幸子(旧姓 笠原)34回日文)

※平成30年12月以前の開催報告は、旧サイトでご確認下さい。