2024年貫ゼミ会

開催日時2024年7月6日(土)
開催場所武蔵大学3号館3204教室
参加人数22名

今年の貫ゼミ会は、「デジタル赤字を考える」をテーマに貫先生が講義を行ってくださいました。国際収支は経常収支が過去最大幅の黒字となる一方で、貿易収支は赤字であり、その中で日本の企業や個人が海外のITサービスに支払うお金が膨らみ、「デジタル赤字」が拡大している問題を取り上げました。参加者は、テーマの「デジタル赤字」に対し、自身が武蔵大学に在学していた頃と世間が様変わりしてしまったことや、今後デジタル社会における日本が進むべき道やその他さまざまな自分自身の考えをフリートークで発表しました。

 「デジタル赤字」という普段なかなか触れることのないテーマに接し、またリスキリングとは言われておりますが、貫先生の講義を通じて最近の経済問題に触れる機会を持つことが出来たのはとても良い刺激となりました。

講演会の後は、参加者全員が近況報告や今回の講義の感想を発表しあい、また貫ゼミでの記憶や懐かしい思い出話で盛り上がり、時間が足りなくなる程でした。また、卒業以来初めて貫先生に再会する卒業生もおり、貫先生も大変喜んでいらっしゃいました。
ゼミ会終了後は場所を移し、毎年同様懇親会を開催。名残惜しくも今年の貫ゼミ会はお開きとなりました。
 
 貫ゼミ会は、毎年、卒業生に講師をお願いして開催しておりますが、今年は久しぶりに貫先生が講師となり、講義を拝聴することが出来ました。貫先生は変わらずお元気で、まだまだ先生の講義を聞き続けたいという思いが湧き上がってきた、そんな今回の貫ゼミ会となりました。また来年、お元気な貫先生にお会いできることを楽しみにして、2024年貫ゼミ会の開催報告と致します。

(報告者:中川昭裕 44回金融)

※平成30年12月以前の開催報告は、旧サイトでご確認下さい。