幹事の石井信行さんのご挨拶の後、坂田事務局長（副会長）のロンドン大学とのパラレル・ディグリー・プログラム、入試状況の報告がありました。質問が多くあり、先輩たちの母校への関心の高さが伺われました。
久しぶりの来校ですので、講堂、裏庭でチアリーダーの練習風景、濯川辺を散策後再度会場に戻り、各自からの近況報告となりました。
先輩たちは85歳を過ぎておられるので、同期会を開催する度に何人かのご不幸があり、今回も向山巌さん（1回生、名誉教授）、斉藤忠三さん（1回生、武蔵大学讃歌の作詞者）との惜別がありました。
四大祭に皇太子殿下（現天皇陛下）が来校された際、講堂の会議室でまんじゅうをすすめられた話、入院中の本田社長に直接交渉し貴重なオートバイ10台借用し名古屋まで都知事から名古屋市長へのメッセージ携えてツーリングを実行したこと、大学8号館建設秘話・・・など。
大学草創期の全てゼロからのスタート、鈴木武雄先生（のちの学長）はじめ教授と学生が一体となり、試行錯誤を重ねながら今に繋がる大学の礎を一つ一つ積み上げられた諸先輩のご努力に感動いたしました。
なお、同窓会会議室の100号の「グランドキャニオン」の作者は石井信行さんです。

（報告者：木村重紀 12回経済）