総会では平成30年度事業・会計報告を始め、役員の改選、平成31年度事業計画・予算の５議案が承認され、新役員の紹介も行い、坂巻伸昭支部長（30回経済）の２年目がスタートしました。坂巻支部長からは「一つの武蔵、一つの心」を軸に、人と人のつながりが会員一人ひとりの財産になることと、大学70周年・学園100周年に向けた支部活動の活発化への意気込みを伺いました。

講演会は坂巻支部長と同業のご縁で旅行業界紙の副編集長である印南有理（44回日文）さんから、「観光立国・日本、これまでの歩みと今後～旅行・観光専門紙記者の視点から～」と題し、2000年からの観光行政の新たな幕開けである「ビジットジャパン」やビザの緩和などのエピソードの数々を、自らの取材を通じ政治や行政の動きも含めた貴重な資料に基づいて、軽快なトークで分かりやすいご講演をいただきました。最後に自ら共働きの女性の立場から、これからは「男性のマルチ活躍化」が必要との提言があり、会場の女性会員からも大いに称賛の声が上がっておりました。

懇親会は、高橋徳行副学長・吉田俊雄同窓会会長（19回経済）よりご挨拶をいただきました。高橋副学長からは、今年も昨年の実績の受験生1万人を超える勢いであることと、ロンドン大学の初の学位取得者が見込まれること、吉田会長からは、男子ラクロス部、硬式野球部、柔道部、ラグビー部の活躍がめざましいこと、大学70周年の関東エリア大会への熱意と2022年の学園100周年事業への思い、合わせて同窓会年会費納入呼びかけ等のお話がありました。坂巻支部長が同窓会活動の益々の活発を願い高らかに乾杯の音頭をとりました。

今年も、三井ガーデンホテル瓜生修孝（27回経済）前総支配人のお骨折りで、美味しい料理に舌鼓を打ちながら、互いの近況報告や新聞会の取材など、とても和やかな雰囲気で時を進めました。そして記念撮影、武蔵讃歌の斉唱、さらに齋藤憲和理事（41回経営）の飛び入りの力強いエールもあり、結びは最年長の佐藤邦夫顧問（14回経営）の中締めで、盛会の内にお開きとなりました。

今後も多くの千葉県内在住の同窓会会員の皆様、女性会員・若手会員の皆様のご参加をお待ちしております。ご友人をお誘いの上、是非ご参加くださいます様お願い申し上げます。

なお、平田六弥事務局長（27回経済）から大役を引き継ぎさせていただくことになりました。どうぞよろしくお願いいたします。

（報告者：千葉県支部　事務局長　丸山　正晃（33回経済））