• 開催報告

令和3年度 幹事総会・総会開催報告(書面決議)

令和3年度の第2回理事会(5月22日)において令和2年度決算、役員人事(案)、令和3年度予算(案)を審議し、議案と報告事項を決定いたしました。尚、第1回理事会(4月17日)で審議した結果、本年度の幹事総会及び総会は昨年度と同様に新型コロナウイルス対策の為、一堂に集まる会合を開催せずに書面決議とさせていただくことになり、6月26日までに返信ハガキにて決議いただきました。

7月3日開催の令和3年度第3回理事会で承認されましたので、武蔵大学同窓会幹事総会・総会の書面決議の結果を以下の通り報告いたします。

1号議案. 令和2年度決算と監査      賛(902)   否(2)

2号議案. 副会長選任の件        賛(902)   否(2)

3号議案. 令和3年度予算(案)    賛(902)   否(2)

 

同窓会長の挨拶

第10代 吉田俊雄会長

新型コロナウイルス禍が収まることなく続く中、4月下旬には第3回目の緊急事態宣言が発出されるなど、同窓生の皆様にはその対応に苦慮されていることと思い心よりお見舞い申し上げます。

令和2年度は新型コロナウイルスの感染対策として3月2日から全小中高校の休校が始まり、4月7日に7都府県、4月16日には全国での第一回緊急事態宣言が発出されました。その後、五輪・パラリンピックの1年延期が決定され、高校野球甲子園大会の中止、プロ野球・Jリーグの無観客試合など様々な対策が実施され国民の日常生活にも多大なる影響を受けてきました。
経済対策の為7月からはGoToトラベルがスタートし8月には東京も解禁となり秋口に向け活発な活動が行われた結果、年末に向け感染が急拡大し年明けには第2回目の緊急事態宣言の発出を余儀なくされるなどコロナ禍に翻弄される毎日でした。
この間、8月には安倍首相の辞任発表に伴い9月に菅新首相が99代の首相として誕生し、又米国では11月の大統領選でバイデン候補の勝利により翌1月にはバイデン大統領がスタートし国際的にも大きな変化の動きが始まりました。一方、コロナウイルス禍は変異種の急拡大もあり地球規模での広がりが止まることなく、ワクチン争奪戦も激しさを増し国際的な協調が叫ばれています。
大学の動きとしては、やはりコロナ感染対策の為オンライン授業を徹底し一部の対面授業は行ったもののキャンパスには殆ど入れず、課外活動の中止も含め学生にとっては厳しい一年間となりました。特に4年生は卒業式中止の中で卒業し、又新一年生には入学式が行われず入学しその後のキャンパス経験も殆どなく過ごさざるを得ない状況が続いています。但し、令和3年の卒業式、入学式はそれぞれ3月、4月に学部別に分散し規模縮小など感染対策を施し大講堂で実施されました。
こうした中、経済学部のPDPでは昨年の第一期生の2名に続き、今年は4名の学位授与が達成されロンドン大学経済経営学士号を取得しました。2022年度より始まる「国際教養学部」に対しては広報活動も活発に行いグローバル教育の大学としての発展が期待されます。
当同窓会・会員数は今年の卒業生(69回生)を含め51,416名となりました。当年度の同窓会活動は6月の定時総会を書面決議とし、又各地方支部総会の中止を含め殆どの各部会活動が行えませんでした。こうした中で本部の理事会はオンライン参加も可能とし会議室参加者との複合型として工夫し実施しております。同窓会の会報は従来通りの2回刊行し皆様に様々な情報提供をさせて頂いております。又、オンラインの活用により年度後半には生涯学習講座「古代史探訪」、上海支部からの特別講演を開催しました。今後もこのようにオンラインを活用した活動を継続し、少しでも同窓会活動の輪を広げていくように務めていきますのでご協力の程宜しくお願いいたします。
最後に、長年同窓会活動にご尽力いただいた副会長の鈴木正規氏(21回経済・岡ゼミ・洋弓部)は、今回退任されることになり、新たに顧問としてご協力いただくことになりました。ここに感謝申し上げご報告いたします。

新年度の 同窓会【組織図・役員一覧】はこちらからご覧ください→

※平成30年12月以前の開催報告は、旧サイトでご確認下さい。