同窓会について

同窓会とは

武蔵大学同窓会は、活動の基本方針として「卒業生・在学生・大学との三位一体の運営」を心がけています。今年(2025年3月)の卒業生73回生を含めると、55,434名の会員数となりました。各地支部や同期会、OB・OG会の活動を支援することにより、会員皆様のプラスになる同窓会を築きあげて参ります。

また、在学生の支援としては地方学生奨励奨学金、課外活動奨励金、ゼミ大会へ同窓生審査員の派遣、学生の就職支援等様々な相談に答えています。
大学とは、卒業生の名簿管理を行いホームカミングの運営に協力し、年3回は土曜講座を共催し同窓生講師と大学の先生による共同の講演会を企画しています。

同窓会長の挨拶

2025年7月
武蔵大学同窓会 会長 矢田 稔

2025年度同窓会総会
会長挨拶(要旨)

 本日はご多用の中、多くの同窓会員の皆様にご出席いただき誠に有難うございます。
同窓会会長の矢田稔(昭和51年3月経済卒、24回生)です。昨年の総会において会長に再任されましたので二期目の2年目に入ります。今年度は役員改選期ではないため引き続きよろしくお願いいたします。

【大学近況】
同窓会活動報告の前に大学の近況について触れさせて頂きます。
母校、武蔵大学は引き続き高い評価を受けています。昨年も申し上げました大学通信調査によるランキングでは、「面倒見の良い大学」で15年連続首都圏1位(全国3位)、「小規模だが評価できる大学」で8年連続首都圏1位(全国私大1位)、「入学後生徒を伸ばしてくれる大学」全国私大3位(全国8位)など、多数の項目で引き続きランクインしています。
このような評価の高まりと相まって、この春の一般入学試験志願者は、大幅に増加した昨年を更に上回り過去最高の20千人を超え、今春の入学者は1.2千人余、在学生は5千人に達しています。
こうした少人数教育によるきめ細かな指導は学生の就職状況にも活かされており、大学キャリア支援センターのご尽力もあって就職率は98.1%と高い水準を確保、就職先企業の幅も一段と広がっています。

第二は、施設整備の関係です。江古田キャンパスの近くに新しい学生寮が昨年10月に完成(名称はNEM HOUSE)、地上3階、41室の集合住宅(30室は留学生用)になっています。
次に、遅れていた「大学2号館」の建て替えは、漸く来月竣工、9月から運用開始の運びになりました。新2号館のデザイン設計は世界的に有名な「隈研吾」氏、学生食堂(Musashi Dining)の運営は「上野精養軒」に委託することになっています。運営の詳細はまだ公表されていませんが、来年度の総会後の懇親会なども新2号館で開催できればと考えています。

この間、クラブの活動実績について紹介します。硬式野球部は首都大学秋季リーグ2部で優勝、入替戦にも勝利し一部昇格、今春の1部リーグ戦では5位になりました。全国大会への出場を期待したいところです。
次に私の所属していた柔道部は「東京学生柔道大会」で全国大会出場権利を得て全国大会への出場が決まりました(余談ながら今日がその全国大会の日です)。
硬式野球部、柔道部が何かと目立ちますが、男子洋弓部が念願の2部昇格し男女共々2部での活動となったほか、卓球部女子・弓道部女子が3部リーグに、ハンドボール部・女子バレーボール部が5部リーグにそれぞれ昇格を決めています。同窓生の皆様には引き続きの応援・支援方よろしくお願いいたします。 以上、大学の近況でした。

【同窓会活動】
同窓会活動の詳細は、後程事務局より報告をしますので、私からは2点ご報告します。
第1は昨年元日に発生した「能登半島地震」への対応です。地震発生後、被災地域居住の同窓生への「被害状況調査」を実施する一方、被災者に対する義援金の募集を開始しました。幸い人的被害はありませんでしたが、家屋全壊など21名の方から「被害あり」との報告を受けました。 一方、義援金については全国の同窓生・支部から目標を上回る義援金 (2,094千円<目標1,500千円>)が寄せられました。
最終的には被害状況に応じて4段階の見舞金を設定し、被害のあった21名の方に総額1,760千円を「お見舞金」として昨年7月末にお送りしました。差額分(334千円)は「武蔵大学同窓会義援金」として今後の災害に備えることにさせて頂きました。
義援金にご賛同頂いた同窓生の皆様には厚く御礼申し上げる次第です。そして被災地域の皆様の生活が一日も早く平穏に復することをご祈念申し上げます。

第二は、同窓会設立70周年事業の実施です。会長就任時から掲げた運営方針のひとつで、同窓会主体の周年行事は開催されたことがないと聞いています。
6年前の2019年に「大学創立70周年」の記念行事(地域別オールカミング)を開催したのはご記憶にあるかと思います。この翌年、新型コロナウイルス感染症のパンデミックから同窓会活動の多くが中止を余儀なくされました。2023年5月新型コロナの5類以降に伴い同窓会活動も復活して参りましたが、コロナ禍のブランクの影響は大きく、支部総会などでは参加者の減少が目立っています。
このため、コロナで途絶えた絆を繋げる切っ掛けとなればとの思いから記念事業を行うことにした次第です。
記念事業の一つが「映画製作」です。脚本・監督は、中川陽介氏(33回経済)です。会報88号の武蔵な人で紹介したほか、昨年のホームカミングでは作品を上映させて頂きました。映画の題名は「夢で会えたら」。大学を舞台にした映画ですので、卒業後大学や同窓会に縁遠くなっている同窓生の方々の江古田回帰に繋がればと考えています。
武蔵大学管弦楽団のほか多数の学生がエキストラとして参加します。製作費用は大学・同窓会の折半となりますが、同窓会の負担は会報1回作成分のレベルです。
完成した映画は、白雉祭初日の11月1日(土)開催予定の「70周年記念式典」で完成披露を行うことにしています。このため、毎年この日に開催している「ホームカミング」は来年度に繰り延べとなりますのでご了承ください。
なお、70周年記念事業に関しては、能登義援金と同様、会計処理の明確化を図るため「特別会計」として整理いたします。

 最後に、同窓会員は、今年の卒業生(73回)を含めて55千人余と設立当時の250倍の規模に達していますが、このうち連絡がつく方は6割余りです。また若手の場合、卒業時に実家を住所登録している方が多く、本人と直接的な連絡がつかない会員も少なくないのが実情です。ライフサイクルの中で住居変更等があった場合には、必ず同窓会にご連絡を頂くようお願いいたします。
総会前に開催した幹事総会の席で「同窓会活動の盛衰は、幹事の方々の活動如何にかかっている面が大きい」と申し上げました。本部としては、幹事会や支部との連携を一層深め、同窓会のネットワーク拡大に努めると共に、魅了ある同窓会づくりに努力してまいりますので、会員の皆様の引き続いてのご理解・ご協力を切にお願いいたします。                                                            以 上

 

同窓会会則

同窓会会則については、こちらのページでご確認下さい。

組織

組織図はこちら→ 準備中です

同窓会役員一覧 【2025年7月1日現在】

氏名 回生 学科名 ゼミ クラブ
会長
矢田 稔 24 経済 柔道
副会長
志方 正和 24 社会 星野郁 放送会
広瀬 壮二郎 28 経営 岩田 放送会
村松 真貴子 28 日本文化 堀田 放送会
大原 正 29 経営 波多野 硬式庭球
岩本 茂樹 30 経済 向山 E.S.S、ポテトブラザーズ
常任理事・事務局長
関谷 文隆 30 経営 小澤 洋弓部
常任理事
小倉 宇思 30 経営 石原 スキー
鶴谷 一成 38 経済 E.S.S
伊藤 正晴 38 社会 小川正 陸上競技
福田 由理子 38 社会 水泳部
藤本 城春 40 経済 吉田 放送会
阿部 有美子 40 日本文化 宮本 放送会
理事
齋藤 憲和 41 経営 岩田 E.S.S
福島 麗子 41 欧米文化 小泉 管弦楽団
小原 貴晴 43 経済 小林 ダイビング
鈴木 卓児 43 経済 梅田 少林寺拳法
柳澤 孝信 43 経済 木下 サイクリング
溝口 千華子 43 欧米文化 杉田 ジーボアスキー
白川 洋介 51 日本文化 古橋 ポテトブラザーズ
間所 達郎 55 社会 武田
監事
西尾 恵介 21 経済 藤塚 鉄道研究会
小野 優 33 経済 浅羽
渡辺 一郎 33 経済 向山
相談役
吉田 俊雄 19 経済 BEC
坂田 光司 21 経営 西山 MROB
顧問
正田 喜代松 10 経営 岡本・津田 聖書研究部
木村 重紀 12 経済 鈴木 柔道部
日暮 道生 12 経済 野口 剣友会
藤本 紀之 13 経営 小沢 MROB
井上 隆裕 14 経営 西山 新聞会
鈴木 正規 21 経済 洋弓
大野 美和子 27 経営 宮田 硬式野球