生涯学習講座「写真を楽しむ」も今回で３回目。今回は紅葉を撮るということで、和気あいあいと大学構内に撮影へ。秋中の暖かい絶好の写真撮影日和で、思い思いの一眼レフ、コンパクトデジカメ、スマートフォンを持参し３０分ほど校内を回りました。
今回も松山進さん(２０回経済)にご指南いただきました。松山さんは高校大学と写真部で、㈱大沢商会を経て、当時のキャノン販売㈱で定年退職をされるまで写真の仕事をされてきた方です。
紅葉を撮るのに逆光を利用して撮ると、赤色がきれいに出ることや、スマートフォンで撮るときは縦位置ばかりになるので、横位置もとると良い写真が撮れるなどアドバイスを頂きました。
それぞれ撮った写真と、データで持っていた写真をパソコンに送り、松山さんからコメントを頂きました。ストロボにティッシュを被せると柔らかい写真になることや、「絞り」を絞ると光芒がきれいに入ることなど教えて頂きました。携帯に取り溜めるだけの私は、カメラって奥が深いなと感心することばかりでした。
松山さんは、「納得のいく写真が撮れていれば、上手下手は関係ない。写真に正解はないんです。」とおっしゃっていました。
コロナの第８波がやってくる中、当日の参加が減ってしまいましたが、一人ひとりの写真を参加者でゆっくり見ることができたのはよかったのではないでしょうか。次回４回目は是非桜を撮りましょうとお願いし、講座を終えました。

(報告者：阿部 有美子　40回日文)