白雉教育会 2024年度 定期総会・講演会報告

開催日時2024年2月25日(日)
開催場所大学内3203教室とZoomを活用したオンライン形式で開催
参加人数22名(学生(3年生)3名を含む)

 本会は武蔵大学卒業の現職・退職教職員を中心に大学関係者・教職志望現役学生が参加している教育活動に関する研究会です。2024年度定期総会・講演会が2月25日(日) 13時30分より、大学3203教室(会員、大学・同窓会関係者)とzoom meeting(一般会員・その他の方) によるオンライン併用でおこなわれ、学生(3年生)3名を含め延べ22名の方々が参加しました。
 総会は、武蔵大学同窓会 会長 矢田 稔様を来賓としてお迎えし、2023年度行事報告・決算書の審議・承認、役員選出がおこなわれ、続いて2024年度行事計画・予算案の審議・承認と進み議事が終了しました。山田一郎 会長(27回・日本文化卒 東京・都立北豊島工科高校)、代島克信 副会長(28回・日本文化卒 埼玉・武蔵大学教職実践指導員)・山本拓郎 副会長(54回・社会卒 東京・中野区立令和小学校)、三輪 全 会計監査(大学院経済学研究科修了 埼玉・県立狭山経済高校)のもとで今年度の教育会活動をしていくことになりました。また、本会の実務を担う事務局員として、矢島幸子さん(43回・経済経営卒 埼玉・新座総合高校)・笛木みゆきさん(59回・英語英米文化卒 埼玉・栄北高校) の2名が新たに加わりました。
 続いて、講演会がおこなわれました。
・進行 代島副会長
・講 演 武蔵大学人文学部 准教授 新原 将義 先生
・演題:
 『発達のためのアクティブラーニング、-ヴィゴツキーの発達理論を参考に-』
 新原先生には、予定時間を大幅に超えて1時間半にわたり熱弁を振るっていただきました。ご自分の専門領域をお子様の成長段階の記録・考察と豊富な実践を踏まえた事例や考えを分かり易くユーモアを交えてお話しくださいました。
 講演後には、現役若手教師や管理職経験者から現場の状況を見据えた意見や質問が出され、また、zoom meeting 参加者からもチャット(質問・意見を会話形式で表した文書)を通して貴重な意見が多く寄せられました。そして、新原先生は個々の質問には丁寧に回答され、意見については、ご自身の知見を述べながら感想を明確に述べてくださいました。今回の講演は、若手現役の先生方に大きな示唆・刺激を与えたようです。
また、講演会の締めくくりとして、本会 山田会長が謝辞として、自身の経験と新原先生のお話しを交え教育の重要性を再認識したとことを述べました。
 今年度も、「新型ウイルス、その他感染症」との共生を考えつつ、これまで以上に本会の活動が期待される1年となりそうです。

(報告者:白雉教育会事務局 杉本範雄 21回経営)

※平成30年12月以前の開催報告は、旧サイトでご確認下さい。