【埼玉県音楽家協会 第58回定期演奏会出演】廣瀨清隆(34回経済)

開催日時:2024年6月30日(日)午後2:00開演(午後1:30開場)
開催場所:彩の国さいたま芸術劇場 音楽ホール

廣瀨清隆(34回経済)からのメッセージです。


この度、埼玉県音楽家協会定期演奏会で中国人作曲家 張 朝(Zhang Zhao)氏の作品を演奏することになりました。
張 朝氏は中国で最も活躍している作曲家の一人で、その作品は中国国内のみならずヨーロッパでも高く評価されています。現在は作曲活動とともに北京の中央民族大学音乐学院教授として後進の育成にあたっていられます。
私は張 朝氏の作品を2013年に東京で、2014年に上海の贺渌汀音乐厅で開催されたコンサートで演奏させて頂いており、それ以来張氏と交流する機会を持たせて頂いています。

この度の埼玉県音楽家協会定期演奏会で張 朝氏の「中國旋律」曲集を演奏させて頂くにあたり、同氏から日本の聴衆に向けたメッセージが送られてきました。
張氏からのメッセージはコンサート当日のプログラムにも掲載されますが、紙面の都合で一部しか掲載することができませんので、こちらに全文を掲載させていただきました。
宜しければご覧頂きたく宜しくお願いいたします。

廣瀨清隆(34回経済)

<張 朝 略歴>
張 朝(Zhang, Zhao 1964-) 中国の国家一級作曲家。北京・中央民族大学音楽学院作曲教授。張 朝は中国の民族音楽をモチーフにした作品を数多く作曲しており、「中國旋律」曲集に収められている「哈尼情歌」は雲南省の少数民族(哈尼族)の民歌を題材に張 朝が独自のハーモニーを加えた作品。本作品は中国で開催されたSaint Carol Cupピアノ作品コンクールで第3位を受賞した。張 朝の作品は中国以外の国々でも高く評価されており、作品はドイツ・マインツSchott Music GmbH & Co.からも出版されている。