白雉教育会 定例研究会

開催日時2024年10月6日(日)14:00~
開催場所武蔵大学教職課程実習室(3203教室)とzoom(オンライン)を利用した『ハイブリッド形式』で実施

 今回の研究会も、武蔵大学教職課程実習室(3203教室)とzoom(オンライン)を利用した『ハイブリッド形式』で実施されました。教室会場ならでの身近な雰囲気とオンラインの利点が生かし、会員の皆さんの都合にあわせて参加していただきました。
 さて、その研究会ですが、10月6日(日)14:00から、「2024年度 白雉教育会定例研究会」として始まりました。参加者数は23名ほどの参加でしたが、武蔵大3、4年生・大学院生の現役学生から若手・中堅教師、ベテラン教師、退職教師など幅広い年齢層・経験者が一堂に会した研究会になりました。そして会場では、参加者一人一人の声が届き合い、オンライン参加の方々を含めてお互いに顔々を確認しながら進めることができました。
 研究会は、今回のテーマ『「教員のスキルアップを考える」~ 新たな環境で何を学びどう生かすか ~』のもとに、実施されました。
 発表は、以下の2人の中堅現職教員(本学卒業生)がおこないました。
1.山田 一貴 先生(経営学科 64回生)
上越教育大学大学院学校教育研究科(埼玉県立越ヶ谷高等学校在籍)
2.山本 拓郎 先生(社会学科 54回生)
東京学芸大学附属大泉小学校
(中野区立令和小学校より都と東京学芸大学との人事交流)
 司会進行は、中堅教師代表!・宮本 泰嵩 先生(都立鷺宮高等学校 社会学科59回生がおこない、それぞれの発表者は「中堅教師としての決意や夢」をスクリーン上の資料を丁寧かつ楽しく説明しながら熱弁をふるっていました。
 質疑応答は、発表毎におこなわれ、その後2つのグループに分かれ、それぞれの発表者を囲んで意見交換がおこなわれました。学校教育現場の実情、教育実践について「中堅教師とは!」を主題に、基本的な質問や具体的内容・課題等について活発な議論が交わされました。
 そして、熱気を帯びたグルール討議後、田邊 玲 先生(欧米文化学科 43回 埼玉県入間市立仏子小学校校長)より指導講評として「お二人の今後の活躍に期待すると共に、今後の学校現場を活気あるものにしてください。」といただき、研修会を終えました。
 また、ご参加の方々からは、「大学院や国立大学附属小などの、なかなか聞く機会のないお話は有意義だった」「私も探究的な学習・エージェンシーについて学び、取り組んでいきたい」、学生の方からは、「実際に教育現場の先生方のお話を聞くことができ、貴重な経験になった」「学び続ける教師の心構え・姿勢を学ぶことができ大変勉強になった」等のご感想をいただきました。ありがとうございました。
白雉教育会としては、今回の参加者が少なかったことを課題として、現役学生や若手現役の先生方に対してのアプローチを工夫する必要性を肝に据え、今後の定期研究会をより一層発展させるべく工夫をしていこうと思っています。
以上です。

(報告者:事務局 杉本範雄 21回経営)

※平成30年12月以前の開催報告は、旧サイトでご確認下さい。