開催報告
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白雉教育会
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白雉教育会 定例研究会報告
開催日時 | 2025年10月5日(日)14:00~ |
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開催場所 | 武蔵大学教職課程実習室(3203教室)とzoom(オンライン)を利用した『ハイブリッド形式』 |
参加人数 | 20名 |
今回の研究会も、武蔵大学教職課程実習室(3203教室)とzoom(オンライン)を利用した『ハイブリッド形式』で実施されました。教室会場ならではの身近な雰囲気とオンラインの利点を生かし、会員の皆さまの都合にあわせて参加していただきました。
さて、その研究会ですが、10月5日(日)14:00から、「2025年度 白雉教育会定例研究会」として始まりました。参加者数は20名ほどの参加でしたが、武蔵大4年生から若手・中堅教師、ベテラン教師、退職教師など幅広い年齢層・経験者が一堂に会した研究会になりました。そして会場では、参加者一人一人の声が届き合い、オンライン参加の方々を含めてお互いに顔々を確認しながら進めることができました。
研究会は、今回のテーマ『「不登校児童・生徒の支援に関する諸課題」~子どもを取り巻く環境の変化と不登校~』のもとに、実施されました。
発表は、笛木みゆき 先生(59回 ヨーロッパ比較文化卒・トライ式高等学院 大宮キャンパス在籍)
司会進行は、代島克信 先生(28回 日本文化卒 武蔵大学講師)がおこないました。
笛木先生は、ご自分の研究テーマ「子どもを取り巻く環境の変化と不登校」をスクリーン上の資料をもとに説明してくださいました。
質疑応答は、発表後におこなわれ、その後、大学生が一人ずつ加わることのできる三つのグループとzoom参加者グループに分かれ、発表内容について意見交換がおこなわれました。学校教育現場の実情・教育実践について素直な意見質問や具体的内容・課題等について活発な議論が交わされ、まとめとして、各グループ代表からの成果発表、zoom参加者からのコメントをいただきました。
そして、田邊 玲 先生(欧米文化学科 43回 埼玉県入間市立東町小学校校長)より指導講評として「笛木先生や大学生の今後の活躍に期待すると共に、現職の先生方については、今後の学校現場で児童生徒を一人一人見守りつつ、活気あるものにしてください。」といただき、研修会を終えました。
また、参加された方々からは、「なかなか聞く機会のないサポート校の現状についてのお話は有意義だった」、学生の方からは、「実際に教育現場の先生方のお話を聞くことができ、貴重な経験になった」「教育現場で生徒児童と常に向かい合っている教師の心構え・姿勢を学ぶことができ、大変勉強になった」等のご感想をいただきました。
白雉教育会としては、今回の参加者が少なかったことを課題として、現役学生や若手現役の先生方に対してのアプローチを工夫する必要性を肝に据え、今後の定期研究会をより一層発展させるべく工夫をしていこうと思っています。
研究会終了後、場所を移しての懇親会では、大学生(20代)から現役・退職教員(70代)の幅広い年代が集い、語り合い、白雉教育会の存在意義を改めて確認できた次第です。
以上です。
(報告者:事務局 杉本範雄 21回経済)
※平成30年12月以前の開催報告は、旧サイトでご確認下さい。